
Soap-Trivia
雑学の小窓

物を洗うときに使う「たらい」。実は「手洗い」がなまって生まれた言葉なんだって。昔「たらい」は、顔や手足を洗うためにも使われていて、そこから「手洗い」が転じて「たらい」となったとも言われているよ。

みんな大好き、みたらし団子。漢字では「御手洗団子」と書くことは知ってますか。実は「 手洗い」というのは、もともと神社にお参りする人の手や口をきよめる場所の名前。京都・下鴨神社の境内にある御手洗池は、7月の土用の丑の日に足を浸けると疫病がはらわれるという言い伝えがあって、たくさんの人がお参りに来ていたとのこととのこと。そのとき、神社の境内の中で串団子を売る店が出始め、それが名物になったことから「御手洗団子」と呼ばれるようになったんです。

現在使われている石けんは、「しゃぼん」と呼ばれていましたが、舶来(はくらい)ものとして珍重(ちんちょう)され、とてもとても一般庶民の手に届くようなシロモノではありませんでした。 また、しゃぼんは洗剤というよりも薬として使われ、座薬(ざやく)として便秘に、飲み薬としてして黄疸(おうだん)、結石、胃痛などに用いられていました。

日本の石けんやシャンプーは海外に持って行くと日本で使用していた使用感とは別モノになることがあります。原因は水=硬水であるらしいです。硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが石けん成分と化合するためです。「号に苛雅号に従え」で海外旅行(特に西欧)の際には現地のシャンプーや石けんを使用すれば髪を洗うときに嫌な思いは無くなります。現地の石けんやシャンプーを使用することをオススメします。

主婦にその症状を多く持つ人がいるか「主婦湿疹」と呼ばれていますが多くの主婦が悩まれています。 家庭の主婦になって洗い物や掃除をする機会が増えることで急に手荒れしちゃったりした人は 手荒れの原因は、ほぼ合成洗剤によるもの・・・らしい。合成洗剤も色々ありますが、是非一度石けんに変更してみても如何でしょうか?詳しくは石けん研究所の記事をご覧ください。

何と粉石けんが消火に一役買うことを知ってますか? 火の上がった鍋に粉石けんを入れると大量の泡が発生して結果その泡が火が燃えるのに必要な酸素を遮断する役割を果たすので消火に結び付くのです。驚きですね!

日常で使用している合成洗剤。実はゴキブリ退治にも使用できます。使用した方の話ですが、結構イチコロらしいです。台所用 でもシャンプーなどでも何でも構いません。ゴキブリにかけると洗剤が表面に膜を作ってしまうのでイチコロだらしいのです。。。便利?だけどちょっと怖い。。。ですね。

石けんやシャンプーした後のヌルヌルの原因は・・・合成洗剤(界面活性剤入り)を使った時の感触を言い表す時によく使う言葉です。今では私もこれがよく分かります。妙に肌にヌルつきが残って気になるのです。これは合成界面活性剤が仲良くしよう?と肌に ひっついて来てるからみたいです。これはシャンプーやリンスを使った時によく分かるみたい。私は苦手です。

一般には、小さくなった石けんを新しい石けんにくっつけて使う方が多いとか。そんな私が気になるのが、ホテルに備えてある石けん。洗面用とお風呂用と分けていますが、1泊ぐ らいでは、いくらも使いませんよね。あまった石けんをもち帰る方も多いのではないでしょうか。私ももったいないので持ち帰ります。 東京の超一流ホテルでは、一度、つかわれた石けんは、すべて廃棄処分にしているらしいです。宿泊料金には、この石けん代金も含まれているそうです。だから、つかい残された石けんは捨て、つねに新しい石けんを補充しているのです。 ところが、関西のホテルになると、同じ処分するのにも、リサイクルを意識しています。たとえば、大阪のあるホテルでは、廃油業者に引き取ってもらい、工業用石けんに再生しているといいます。また、京都の某ホテルでは、クリーニング用の粉石けんと交換し、古い石けんは工場で再生されているといいます。 こんなところにも、東京と大阪の経済観念のちがいが、しっかり反映されていますね。資源にも限りがありますので”もったいない”を活かしてほしいものです。

グリセリンは保湿成分として有名ですよね。
油脂と苛性ソーダを混ぜると「石鹸」の他に「天然のグリセリン」が生成されます。
この「グリセリン」という成分は、石鹸の他に化粧品や薬品、工業用品の材料になるので工場生産の石鹸では、この「グリセリン」だけを抽出して、材料として売ってしまうと聞いたことがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
なので市販の石鹸は、手作り石鹸と違い、石鹸成分だけが残った物が多く出回る事になりるのです。
「保湿成分のグリセリン」は、水に溶けやすい性質を持っています。これもご存知の方は多と思います。
手作り石鹸は水に溶けやすい。というのも、この水を引き寄せる「水溶性」の性質からになります。
だから、水切れのよい場所で保管するとより長持ちします。
石鹸は最後には、水で洗い流してしまいますから、「水溶性のグリセリン」は洗い上がりには残りません。
洗いあがりの保湿力は、主に手作り石鹸の中に含まれている「過剰油脂」という、未反応で残っている油脂が皮膚に残るからになります。
さて、グリセリンは石鹸に入っていても無意味?ということではありません。
グリセリンが残っていることで、皮脂を取り過ぎないので洗っている時のつっぱり感を減らしたり、保湿力を感じる理由の1つでもあります。
また、「グリセリン」は水分をたくさん引き寄せる性質を持っていますが、外気が劇的に乾燥していると逆に、蓄えている水分を手放してしまいます。
なので、冬のように乾燥が激しい時期は、グリセリンだけでは逆に乾燥したり、つっぱり感を感じることがあります。
保湿を感じたり、逆に乾燥を感じたり、季節によって同じモノが真逆に作用してしまうことに驚きですね。
と言うことで冬場の時期は、化粧水などとの併用で肌の潤いをキープしてくれますので「保水とセット」のモノとして考えていただければと思います。

「石けん」と「合成洗剤」は”モノや肌を洗う洗浄剤”という意味では同じですが、その違いをご存知でしょうか?
用途や形状の違いではなく、そもそも、原料・製法・成分 などが異なる、まったくの別物になるのです。
合成洗剤の歴史について
第一次世界大戦中、ドイツは石けんの原料である油脂が欠乏し、石けん製造ができなくなりました。そこで開発されたのが、石油を原料とした合成洗剤になります。
日本では、1937年(昭和12年)に、ウール用中性洗剤として初めて市販されております。その後、第二次世界大戦後にアメリカの石油資本の生産増大、電気洗濯機の普及、アメリカ及びヨーロッパの硬水地区における石けんの欠点(石けんカス)などで、急速に合成洗剤が洗浄剤の主流に代わっていきました。
アメリカでは1952年、日本では1963年に、合成洗剤の使用量が石けんの使用量を上回りました。合成洗剤の日本での本格的な歴史は約60年と、まだ短いものです。一方この60年で様々な環境問題や健康被害が取りざたされるようになりました。
合成洗剤が危険な理由とは?
洗剤を「洗浄力」「パック型の液体洗剤」などの “使いやすさ” だけで選んでいませんか?
市販の洗濯洗剤には、必ず合成界面活性剤が使われています。界面活性剤は、本来混じり合わない水と油とを混ざった状態にしてくれますので、繊維と汚れの隙間に入り込み、汚れを浮かせて落とす作用がありますが、石油から合成されたもので身体への害が近年心配されて注目されています。
石油由来の界面活性剤は「すすぎ」をしても衣類には残ってしまいます。この衣類に残った毒性や浸透力も高い界面活性剤はどうなるかというと、下着や服が長時間肌に直接触れる事で、汗のかきやすい場所から界面活性剤が溶け出し皮フや角質層を通り抜け毒素が体内に進入してしまうのです。皮フから入った毒素は血液にも混ざり血管内をグルグルまわり、身体全体に広がってしまいます。
身体に入った界面活性剤は、
○タンパク質を壊します
○肝臓でも分解は難しい(肝臓の細胞を壊し、肝臓障害や発ガンの原因にも)
○赤血球や白血球などの血液の成分を減らす
○奇形などの原因になります。
そして、下水処理でも分解や除去ができず、海や川を汚す環境汚染の原因になります。
また、洗濯洗剤だけではなく、香りを付け、ふんわり仕上げてくれる柔軟剤は特に気を付けて欲しいです。柔軟剤はすすぎの最後に投入されますので衣類への残留度は高いのです。一日中匂いを持続させる為にどれほど香料や合成化合物が使われているのでしょうか。自分は柔軟剤を使っていなくても、周りの人が柔軟剤を使っているせいで体調不良になったり、頭痛などの症状が出る事もあります。
他にも生活の中で使うシャンプー、ボディーソープ、食器洗い洗剤、化粧品など、界面活性剤が使われている商品はたくさんあります。その影響で肌荒れ手荒れ、フケ、かゆみなどの皮フトラブルの症状が出ていることに気付いていただけると幸いです。

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