防腐剤として有名なのがパラベンという原料です。表示指定成分(=アレルギーを引き起こす恐れのある成分)に指定されています。次いで有名なのは無添加化粧品ブームによって無添加と表示するために、多く使用されるようになったのが防腐・殺菌剤のフェノキシエタノールになります。
刺激性がパラベンよりも少ないと言われておりますが、その分防腐作用が弱いため多量に使われることになります。こう聞くと「防腐剤って怖い…」と思われがちですが、化粧品のパラベンにシビアに反応している人が、歯磨き粉や薬に入っているパラベンに気づかず使用している、というケースも実は多いのです。
ではどれくらいの人が成分の専門パッチテストでパラベンに反応を起こすかというと、1000人に約2人と言われています(0.002%)。ちなみに着色料は約58人(0.058%)、香料は約12人(0.012%)になります。一概にパラベンだけ
が怖いものとは言えないのです。
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